脱毛の種類について
毎日のムダ毛の自己処理は時間や手間がかかって大変ですよね。そんな憂鬱なムダ毛ケアから解放されたい多くの人たちが脱毛サロンや脱毛クリニックでの脱毛を受けています。
サロンやクリニックの数はどんどん増え、様々なサービスが展開されているので、どのお店のどのサービスを選べば良いのか正直わかりづらいですよね…。
そこで今回は、脱毛サロン・脱毛クリニック選びに役立つ、脱毛の種類と脱毛方法について解説していきます。あなたに合った脱毛方法がどれなのか、考えながら見てみてださいね。
脱毛の方法にはどんなものがある?
脱毛期間 | 施術回数 | |
医療脱毛 | 1年半~2年 | 5~8回 |
光脱毛 | 2年~3年 | 12~18回 |
電気脱毛 | 1~2年 | 5~18回 |
このように、医療脱毛・光脱毛・電気脱毛という脱毛方法の違いによって、脱毛期間や脱毛回数に大きな違いがあります。
この違いを知っておくことは、脱毛サロンを選ぶのか脱毛クリニックを選ぶのかという決め手になりますので、よく覚えておきましょう。
永久脱毛をしたいなら「医療脱毛」
医療脱毛(医療レーザー脱毛)とは、毛の黒い色素であるメラニンにレーザーを反応させ、毛根を死滅させる方法です。医療脱毛は、その名の通りクリニックなどの医療機関だけで施術することができます。また、光脱毛よりも圧倒的にパワーが強い照射を行うので永久脱毛をすることが可能です。
医療脱毛のレーザーは、毛周期に合わせて合計5~8回程度照射します。脱毛サロンのフラッシュは12~18回程度の照射なので、医療脱毛の場合は脱毛に通う回数が少ないのも特徴です。施術をするのが医療機関なので、万が一、肌トラブルなどがあってもその場でしっかり対応してくれる点が安心ですね。
医療脱毛の種類
医療脱毛で使用されるレーザーは、大きく分けて3種類あります。複数のレーザーを使い分けているクリニックも多いので、部位や痛みの感じ方によって調節することが可能です。
最も人気なのは蓄熱式のダイオードレーザーで、医療脱毛の中でも最も痛みが少ない方法です。産毛への脱毛効果も高く、痛みや効果に不安のある人はチェックしておくと良いでしょう。
種類 | 脱毛効果 | 痛み |
ダイオードレーザー | ◎(日焼け肌、産毛もOK) | ◎(最も痛みが弱い) |
アレキサンドライトレーザー | ○(美肌効果あり) | ○(部位によっては痛みあり) |
ヤグレーザー | ○(剛毛への効果が高い) | △(痛みは強い) |
療脱毛のメリット・デメリットまとめ
医療脱毛のメリットとデメリットをまとめると次のようになります。
医療脱毛のメリットは、永久脱毛ができること、通う回数が少なくて済むこと、医療機関としてのアフターケアが充実していること
医療脱毛のデメリットは、痛みが強いこと、サロンに比べると値段が高い傾向にあること
手軽で安価に脱毛できる「光脱毛」
光脱毛(フラッシュ脱毛)とは、光を照射して毛根を少しずつ弱らせていく脱毛方法です。光脱毛のフラッシュは、医療脱毛のレーザーに比べると出力が弱く、1度の照射で毛根を死滅させることはできません。同じ毛に何度も照射する必要があるため、結果的に通う回数が多くなってしまいます。
その分、医療脱毛に比べると痛みがかなり弱く、美肌効果が高いのが光脱毛の良さです。割引キャンペーンやお試し脱毛を実施しているサロンが多いので、脱毛初心者にもおすすめです。
光脱毛の種類
脱毛サロンで主に導入されている光脱毛は下記の4種類です。
IPL脱毛とSSC脱毛は毛周期に合わせて脱毛しますが、SHR脱毛やハイパースキン脱毛は毛周期とは無関係に脱毛ができるので、最短半年で脱毛が完了できることもあります。
光脱毛の場合、痛みの強さと脱毛効果はほぼ反比例します。剛毛なら表の上の種類、毛が薄くて産毛をメインに脱毛するなら表の下の種類の脱毛方式が向いているでしょう。
種類 | 脱毛効果 | 痛み |
IPL脱毛 | ◎(脱毛効果が最も高い) | △(光脱毛の中では強い) |
SSC脱毛 | ○(ジェルの美容効果あり) | ○(痛みは弱め) |
SHR脱毛 | △(毛周期に関係なく脱毛できる) | ◎(痛みはほぼない) |
ハイパースキン脱毛 | △(産毛への効果は高い) | ◎(痛みはほぼない) |
光脱毛のメリット・デメリットまとめ
光脱毛のメリットとデメリットをまとめると次のようになります。
光脱毛のメリットは、キャンペーンが多く、比較的価格が抑えられていること、美肌効果があること、痛みが少ないこと
光脱毛のデメリットは、通う回数が多くなること、永久脱毛ができないこと
1本ずつ確実にムダ毛を破壊する「電気脱毛」
電気脱毛(ニードル脱毛)は、毛1本ずつに電流や高周波を流して毛根を破壊する方法です。
光脱毛や医療脱毛のように一度に広範囲の施術を行うのではなく、1本1本処理していくので、毛が多い場合はかなりの時間を要します。
ただ、打ち漏れがないので、処理した毛は確実に永久脱毛が可能です。毛の太さや肌の色も無関係なので、毛が濃くて脱毛完了できるか不安な部位にはおすすめの方法です。
電気脱毛の種類
電気脱毛には、脱毛クリニックで施術を受ける医療針脱毛と、脱毛サロンなどで受けられる美容針脱毛があります。
部位や肌質によってさらに細かく方式や針の種類が分かれるため一概には言えませんが、いずれの方法でも痛みは強いです。痛みが心配な人は麻酔などで緩和できることもあるので、カウンセリング時に相談してみましょう。
種類 | 脱毛効果 | 痛み |
医療針脱毛 | ◎(永久脱毛が可能) | △(かなり強い) |
美容針脱毛 | ○(医療針脱毛よりは弱い) | ○(方式によっては痛みが少なくなる) |
電気脱毛のメリット・デメリット
電気脱毛のメリットとデメリットをまとめると次のようになります。
電気脱毛のメリットは、毛や肌の色に無関係に脱毛できること、1本ごとの脱毛効果が非常に高いこと
電気脱毛のデメリットは、痛みがかなり強いこと、1本ずつ施術するので広範囲の脱毛には時間がかかること
まとめ
医療脱毛、光脱毛、電気脱毛のそれぞれの違いやメリット・デメリットについて整理できたのではないでしょうか。
実際の脱毛サロンや脱毛クリニックではさらに細かいサービスやプランが用意されているので、自分の毛質や肌色、予算などの希望にどの脱毛方法が合っているのかを考える必要があります。
今回はそれぞれの脱毛の種類ごとに具体的なサロン・クリニック名も掲載していますので、お気に入りの方法を探す参考にしてみてくださいね。